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ナルト(NARUTO) 確定ネタバレ 619話「悪に憑かれた一族」 [確定ネタバレ]

ナルト(NARUTO)の619話の確定ネタバレです。
画バレ全連載もきてます。


白ゼツを生贄として蘇った歴代、4人の火影たち。

水月「これが初代火影・・忍の神様と言われた、本物の柱間かぁ・・」

水月は初代火影を目の前に、その偉大さゆえに萎縮している様子。
その隣で、白ゼツを自分のものとし、大蛇丸の姿へと変貌していく。

柱間「・・・?」
扉間「また貴様かっ、大蛇丸!」
柱間「どういうことだ?」
ヒルゼン「我々を封印していた屍鬼封尽・・それをこやつが解除したのでしょう」
    「またしても穢土転生とは・・」
ミナト「屍鬼封尽を解除した・・?大蛇丸さん・・一体どうやって?」
大蛇丸「あなたは私を見下しすぎよ、ミナト」
   「元々この術はうずまき一族の封印術だった
    腕を失ってから史跡を巡ったり、血縁の途絶えた一族について調べ続けていたのよ」
ミナト「そして・・まず俺たちが穢土転生されたと・・」

柱間が隣の扉間、ヒルゼンの向こうにいるミナトに気がついた。

柱間「ん!?お前は誰だ?」
ヒルゼン「!」

ミナトは背を向け、羽織っているマントの後ろに画かれた文字を相手に見せた。

ミナト「四代目火影です」
柱間「ぉお!四代目だと!!」
水月「・・・・」

重悟、サスケ、水月は目の前で繰り広げられている出来事を観照している。
柱間は感心してミナトに近づき話を繰り広げる。

柱間「そうかそうか!と言う事は里は安定した状態を保っていると言う事か」
ミナト「ん~、里が安定しているのはなんとも言えないんですけど・・」
   「実は三代目よりも先に死んで封印されてしまったんですよ」
柱間「何!って事は三代目とは別々に封印されたって事か?」
ミナト「えぇ、また別件で事件がありまして・・」
柱間「それで、五代目は誰なんだ?」

話を火影たちで盛り上げているところに、大蛇丸が割って入ってくる。
今の火影が誰なのか、知っているのは歴代火影の中にはいない。

大蛇丸「あなたの孫娘の、綱手姫よ」

勢いのあった満面の笑顔に相反する超絶の落ち込みをする柱間。
どよぉーんと暗いオーラが包む。

柱間「つな・・本当なのか・・?」
  「それで里は無事なのか・・?」
ミナト「ええと・・ちょっと心配しすぎじゃぁ・・?」
柱間「いやぁ、初孫だったからな、甘やかせ過ぎたんだよな!」
  「博打まで覚えやがってまったく・・・ガハハハハ!」

柱間の脳裏を過ぎったのは小さい頃の綱手。どうやら小さい頃から綱手は博打好きだったらしい。
大声で笑っている柱間を目にして、予想と違う印象を受けた水月は内心思う。

水月(これが忍の神・・?ちょっと想像と違う・・ってか何この状況・・)

ここで扉間も口を開く。

扉間「再度の穢土転生・・容易くおれの術を使うとはな・・」
大蛇丸「そんなに大した事はないわよ・・」
   「まぁでも、この術は開発されるべきでは無かったわね・・」
扉間「!?」
大蛇丸「あなたの政治のやり方や開発した術にはいつもトラブルが付き纏う・・今回もそうだけど」
扉間「貴様・・再び木の葉への攻撃を目論んでいるのか?」
ヒルゼン「命を掛けてその腕を奪った筈・・しかしどうやって・・」
    「今回は師であるワシも呼び出して、木の葉への攻撃に利用するとは・・」
柱間「はぁ、いつの時代も戦争ばかりか」
  「それに確かにこの術には問題があるな・・扉間、だからあの時俺が言ったようにだな・・」
扉間「よしてくれ、今さら・・今はこの若造と話しをしている」
柱間「しかし・・」
扉間「いいから、黙っていてくれ!」
柱間「・・・・・・・」

弟の扉間に叱られ、再び強烈な落ち込みよう。
その様子を伺っていた水月は思う。

水月(忍の神・・・威厳もクソもねぇな・・)
大蛇丸は脱線しかけている事に気付き話を元に戻そうとする。
大蛇丸「誤解しないで・・今回の穢土転生は私の意志ではないの」
   「だからあなた達の意思も残したままでしょう?」
   「今回は彼の強い希望があって、あなた達を呼び出したの」
大蛇丸が紹介するようにサスケに手を向けた。
サスケ「俺の名はうちはサスケ、あんた達に聞きたいことがある」
ヒルゼン「・・・!サスケ・・・!?」
扉間「うちはか・・なるほど、天敵がこんなところに」
柱間「そんな言い方は止めろ!」
扉間「兄者はいつも甘すぎるんだ」
サスケ「俺の事はどうでもいい、何故イタチにあんな任務を下した?」
ヒルゼン「そうか・・知ってしまったのか・・」
サスケ「俺はイタチを殺した・・うちは一族のカタキを取るためにと」
ヒルゼン「・・・・・・」
サスケ「その後、トビやダンゾウに真実を聞き・・そして木の葉に復讐すると決めた」
   「だが、あんたの口から聞きたい。イタチに関しての全てをな」
ヒルゼン「そうか・・」
    「・・・・・・」

うちはに対して敵意を持っている扉間、しかし柱間はそれを否定するように扉間を叱る。
しかしサスケは動じない。イタチの全てが知りたいとヒルゼンに問いかける
表情は変わってはいないがお互い、緊張を張り巡らせているかのようだ。
少しの沈黙の後、ヒルゼンは口を開いた。

ヒルゼン「彼に同胞殺しを命じた後、ワシ等はイタチを反逆者として告発したのじゃ」
    「そして、単独監視任務として暁に忍び込ませた」
    「思えばイタチは小さな頃から他人が気付かないような古い教えや秘密に気付いていた」
    「それに、里の起源や忍に関する多くの事を知っておった。彼は非常に敏感だった」
    「だからこそ一族に固執せず、忍の将来を考えられた・・」
    「7歳の少年が、まるで火影のような意見をするんだ」
    「ワシ等は彼を信用して、なるべく孤立させるよう仕向けた。イタチもまたそれを任務として遂行した」
    「イタチは反逆を止めるために同胞を皆殺しにし、そして里を平和に導いたのじゃ。たった一人で」
    「そして、里を離れ暁を監視する単独スパイとなった。お前を守る事を条件にな」

イタチの真実を聞いて、思わず目をそらし表情を歪ませる。

サスケ「そうか・・あれは、本当の事だったのか・・」

ヒルゼンとの話に区切りがついた時、扉間が話しに割って入ってきた。

扉間「これは、うちはの呪われた宿命だろうな・・皆殺しとは知らなかったが」
  「話から察するに、反逆者まで結成していたと言う事か・・まぁいつかはそうなる事だろうと思っていた」
  「密かにマダラの意思を継ぐ反逆分子があちこちにいたからな」
サスケ「・・・・」
大蛇丸「でも、そういう状況を作り上げたのはあなた自身でしょう?」
   「うちは警務部隊をつくったところから事の流れは始まったのよ」
扉間「何だと?」
大蛇丸「犯罪を取締まる側はどうしても反感を買ってしまう場合がある」
   「それに、権威を持つ者はどうしても傲慢になりがちになる」
   「犯罪者を監視しやすい事を理由に刑務所の傍に警務部隊本部をおいたでしょう」
   「彼らを里の外に追いやったつもりでしょうけど、これだってマダラの崇拝者を生む原因のひとつになったのよ」
柱間「扉間!うちはを迫害するなとあれほど言っただろう!」
扉間「俺は良いと思ってやったまでだ。新たなマダラが誕生しても迅速に対処できるようにと警務部隊をつくった。兄者だってわかっているだろう、うちはは」
  「悪魔にとり付かれた一族だぞ!」

サスケの表情が怒りにも見える顔つきになる。

サスケ「・・・・」
大蛇丸「マダラに相当なトラウマがあるみたいね・・そんなに彼が恐ろしいの?」
扉間「貴様は・・マダラの何も知らない」
サスケ「二代目火影、あんたに聞く。うちは一族とは何だ?彼らは何を知っている?」
扉間「ふむ・・」

腕を組み、考えるようにおもむろに下を向き、話を開始すると同時に顔を上げ、サスケに言う。

扉間「千手一族とうちは一族は長い間争い続けてきた・・元々我らは敵同士だった」
サスケ「それは知っている・・『悪魔にとり付かれた一族』と言うのはどういう意味だ?」
柱間「・・・・・」
扉間「千手一族は愛こそが力になると考える一方で、うちは一族は忍術が何よりも勝るものと考え方をしていた」
  「だがそれは違った・・うちはほど愛を重要視する一族はいなかった」
  「それゆえ、彼らは自ら愛を封印したんだ」
サスケ「どういう意味だ?」
扉間「うちはの者が愛に目覚めた時、彼らはまるでそれらを封じ込めよとしているかのようだった」
  「彼らは千手の愛の力よりも、遥かに強い愛の感情を持っていたんだ」
水月「それに何の問題があるのさ・・そこで千手と仲良くやっていけたんじゃん?」
  「その、愛って力でさ」
扉間「それこそが問題なんだ。彼らの愛の力はあまりにも強力で・・暴走を起こすんだ」
  「うちはの者が愛を失うと、その感情は強い憎しみへとかわりその者に発現するようになった」
  「俺もそういった忍を何人も見てきた。彼らには決まって同じような症状が現れるんだ」
サスケ「症状・・?」
扉間「うちはが愛する者を失う事で経験する絶望によって脳内で生出される特殊なチャクラによって視神経に働きかけ、瞳に変化をもたらすんだ」
  「感情を映し出す眼・・それが写輪眼だ」
  「写輪眼とは所有者の感情に同調し、その者を強くする・・憎しみと共にな」
  「実際にうちはには繊細な者が多い。強い感情を経験した者の殆どが闇に染まり、暗黒面へと墜ちていく」
  「闇は深ければ深いほどその者を強くする・・だが、自身でも制御できなくなる。マダラのように」
柱間「マダラは本当に弟を愛していた・・恐らく、君が兄を愛するよりも強くな」
扉間「何とかうちはの力を里の為に使えることは出来ないかと思ったんだがな・・」
  「里の代わりに彼ら自身を壊していく・・こればかりはどうにも対処できなかった」
  「それでもなお里の為に使える部分はあったがな・・」
柱間「もうその辺にしておけ扉間!純粋なうちはの少年を相手に!」
扉間「里こそが重要なんだ、それは兄者でもわかるだろう?」
万華鏡写輪眼で相手に睨みを利かす。
サスケ「構わない・・俺は純粋でもないし、子供でもない・・」
柱間「・・・・・」
扉間(通常の写輪眼とは違う・・万華鏡写輪眼・・か)
サスケ「初代火影・・今度はあんたに聞きたい」
   「里とは何だ?忍にとっての一番大事なこととはなんだ?」

サスケの質問に表情を変えずにいる柱間。

ナルト619話 確定ネタバレでした。

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