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ナルト(NARUTO) 確定ネタバレ 621話「柱間とマダラ」 [確定ネタバレ]

621話ナルト(NARUTO)「柱間とマダラ」の確定ネタバレ

621話NARUTO「柱間とマダラ」




―全てはこの戦いから始まる―。




前回に引き続いて、柱間とマダラの激しい戦いが繰り広げられる。

武器を使う生易しい物ではない、忍術を使いお互いの凄まじさが物語れる。

木神の手が尾獣玉を捕らえ須佐能乎にぶつける。途端に地形が変化するまでの爆発と爆風が起こる。

舞い上がる砂埃の中から現れたのは、九尾の狐とも思える怪物が出現するが、

以前の九尾の狐とは容姿が違う。しかし、マダラは怪物の額に乗っかっている。




マダラ「木遁 豪美の術か・・化け物と戦うための術か・・」




木神の顔が二つに割れ、中から柱間が現れる。どうやら爆風などを木神の中で防げたようだ。




柱間「何っ!」




目の前に現れる怪物に一瞬驚きを見せるが、瞬く間に余裕を見せる。

怪物がどのようなものなのか理解したらしい。




柱間(九尾の狐にまるで鎧のように須佐能乎を纏わせたか・・ふふ、考えるな、マダラ)




寧ろ感心している柱間に、九尾の狐が手に持つ須佐能乎の刀が容赦なく振り下ろされる。

印を結び地から這い出る大きな木遁の手で刀を受け止めた。




柱間「刀を持っていても、お前のやる事などわかっているぞ!」

  ―木遁 補体の術!―

マダラ「・・・・!」




更に印を結び五つの手が九尾の狐の囲むように地面から這い出て来る。

そして、捉えるような形で覆っていく。

しかし九尾の狐が持っている刀がそれを防ぐ。巨大な木遁の手と共に後ろにそびえる山までも切り裂く。

その勢いで再び土煙と岩の瓦礫が飛び交う。柱間も例外なく宙に浮いてしまっている。




柱間「うぐ・・」




宙に舞う瓦礫を足場に飛び交う柱間は一つ思いつく。




柱間「ふむ!」

  ―このままではこの辺一帯が破壊尽くされてしまう・・海岸沿いに移動しなければ・・―

マダラ「絶対に逃がさんぞ!!」




九尾の狐を従え、額に乗ったまま柱間を追うマダラ。

海岸に近づくと同時に追い詰められる柱間を目掛けて、九尾の狐は尾獣玉を練る。




マダラ「逃げ回る事しか能がないのか!柱間!」




尾獣玉に須佐能乎の持つ刀を突き刺し、刀を手元から切り離しまるで手裏剣のように投げつけた。




柱間「!」

マダラ「これでさっきのようには行かないぞ!さあ、どうする!」




逃げるのを止め、地面に足を着く。そして右手の親指を齧り地面に掌を押し付けた。

途端口寄せの術式が広がる。




柱間―口寄せ 五重羅生門!!―




ゴツゴツとした鬼の顔が門になっている羅生門が五つ重なって聳え立つ。




柱間―これで・・―

マダラ―軌道をかえやがったのか・・―




尾獣玉より大きく厚く見えるが羅生門と言う壁がドミノのように崩れ柱間に向かう尾獣玉は

上へとそれ、背後に広がる海へとぶつかる。それでも勢いは薄まらず対岸の山へ激突し、ようやくとまった。




柱間「向こう岸まで届くとはな・・」

マダラ「柱間・・最後に戦ってからずいぶん経つな・・どうだ、俺は成長しただろう?」




後ろを向いていた柱間はマダラの方に向き直り、両手を合わせチャクラを練る体制へと変わる。

そして、術は発動しないものの、マダラを睨みつけ問いかける。




柱間「貴様は今まで積み上げてきたものを、我々の努力を全て壊すつもりなのか?

  我々の戦いでもたらすものは何も無いぞ!里や忍が傷ついてしまうだけだ!

  お前の弟や同胞に対する侮辱にも値するんだぞ!」

マダラ「よくも・・そんな事を・・」

柱間「お前を、殺したくはない・・!」

マダラ「つまり、殺そうと思えば殺せると・・それほどの自信があるというのか・・?」

柱間「違う!我々は親友だと思っているからだ!」

マダラ「俺は・・すでに頂点にいる・・!」




九尾の狐が大きく雄たけびを上げる。その様子は相手が攻撃をやめる事は無いという宣言のようなものに見える。




柱間「仕方がない・・」




目を閉じて、合わせた手で練り上げたチャクラによって、柱間の顔には特徴的な紋様が浮かんで来る。




柱間―仙法・・木遁・・真数千手!!―




柱間が仙人モードとなり術によって現れたのは巨大な千手観音像。

九尾の狐との大きさの差はまるで赤子と大人のようだ。




柱間「いくぞマダラ!!」

マダラ「来い!柱間!」




二人の勢いはもう止めることは出来ない。




++幼い日の回想++

川辺に一人の少年が水切りをしている。

バシャっと強く水面に石がたたきつけられたり、

二回ほど水切りは成功するもののやはり川の中に石が沈んでいく。




マダラ「次は絶対に向こう岸にまで届かせてやる・・」




川を横断する前に沈んでしまう事がかなり悔しい様子のマダラ。

再び持った小石を握り呟いていたその隣で別の少年が石を投げ、水切りをする。

何度も何度も水を切っては、あっさりと向こう岸へと石がたどり着いた。




マダラ「・・・・」




その様子をみて、ふてくされたような顔で投げた少年の顔を見る。




柱間「もう少し上を狙って投げたほうがいいよ・・それがうまく投げるコツさ!」

マダラ「・・んな事知ってるよ!真剣にやればできるし!・・って言うか、お前誰だよ!」

柱間「取敢えずは水切りのライバルと名乗っておこう・・でも俺の石は向こう岸まで行っちゃったけどね」



―それが、マダラとの初めて逢った瞬間だった―

ナルト622話へ続く。


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